心躍る空間は、出逢いの宝庫

そこは、
どれくらいの広さがあるでしょう。
胸が高鳴る、という表現が
似合いすぎる非日常的な空間。

オーナーさん目利きの賜物である
古書たちが、やわらかい白熱灯の下、
凛々しく並んでいます。

私が産まれる相当前に出版された本を、
誰かが愛読し、どこを経由してか?
辿り着き、目の前にある…。
状態が良くなくても当然であり、
だからとて、それに怒りなどは
いっさい感じません。

むしろ、ぬくもりのようなものが
伝わったり、無意識下で欲していた人へ
出逢えたというような奇跡に近い感覚
さえします。

これこそが、古書店の醍醐味。

定価の何十分の一の価格で売られている
ものがあるかと思えば、逆に定価より
遥かに高値がついていることも
好奇心を掻き立てくれたり…

手にとって迷った時は、
自制心、はたまた決断力との闘いに
なるのです。
なぜなら、購入せず店を出て
1時間後に戻っても、その本が
残っているとは限らないですし、
ネット上でも見つけられない
超レアものかもしれないからです。

こうして私の古書店通いは細く長く、
5年間くらい続いています。

なかでも、ヘルマンヘッセは好きです。
そのうち、こちらのエッセイでも
紹介させて頂きたいと思います。

私の夢の一つに…自分設計の家を建て、
書斎を好きな古書で埋め尽くす、
叶えたい・笑。

追伸…写真は、古書店で購入した
シンデレラの英語版と
オルゴールの音を放つハープ。
ネジを回すと懐かしいような響きが~

【久末恵子・配信のエッセイは…】

■元気になれる視点やメッセージ

■プチご褒美の提案

■色々な方との思い出エピソード

■美容やダイエットにも繋がる
 カラダに良い食材や料理の紹介

■一般には出回らないような
 様々なお役立ち情報

etc…「こころが喜ぶ種」を目指し、
メッセージを発信してゆきます。
ぜひ、ご一読くださいませ。

古書店